マーケティング日和

デジタルマーケティングとキャリアについて。

現役マーケターおすすめのマーケティング本(随時更新)

不定期で更新していきます。マーケティング初学者におすすめしたい本たち。

マーケティング基礎

マーケティングを学ぶ(ちくま新書)石井淳蔵

マーケティング初心者はこの本を避けては通れないでしょう。

マーケティング全体を理解できる良書として知られていますが、私は別の点で本書が重要だと思います。それは、マーケティングの有名な事例が網羅的に紹介されていることです。

マーケターならば有名なケース(事例)はすべて知っておきたいものです。

なぜなら、現場の人間はみんなそのケースを知っているからです。有名なケースはすべて、マーケターの共通認識なのです。だから、これを知らなければ議論ができないと言っても過言ではないでしょう。

マーケティングを学ぶ (ちくま新書)

マーケティングを学ぶ (ちくま新書)

 

 

ノヤン先生のマーケティング学(翔泳社)庭山一郎 

こちらもマーケティングの入門書。新書でも学術書でもないので非常に読みやすい文章です。

先ほど紹介した石井氏は学者なのに対し、ノヤン先生はビジネスマンです。自身の経験も交えて書かれた本書は、とてもイメージが湧きやすい内容です。

私自身も、現場からするとコトラーってしっくりこないのですが、この本でも同じような思いを書かれていてとても共感してしまいました。マーケティング部に配属されたばかりの新入社員には絶対に読ませたい本です。

ノヤン先生のマーケティング学

ノヤン先生のマーケティング学

 

 

広告

ある広告人の告白(海と月)デイヴィッド・オグルヴィ

アドテクの本…の前に、ぜひ読んで欲しい広告の本。広告マンが何度も読みなおしているバイブルのような本です。

個人的にも、コンテンツの良し悪しを考える時「これは、家族にも見せたいだろうか?」とオグルヴィの哲学を使って考えなおすようにしています。

広告というかビジネスの本質を突いている本、といえます。

ある広告人の告白[新版]

ある広告人の告白[新版]

 

 

エンゲージメント

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ(日経BP社)デイヴィッド・スコット

なぜ人はハマるのか、というのを説明した本はたくさんあります。

そんな中でも、要点が全部含まれているのは本書だと思います。

5年経った今でも、本書に書かれたことはそのまま応用できます。「グレイトフル・デッド」を知らないマーケターはいませんし、入門者はサラッと読んでおいたほうがいいかもしれません。

YouTubeが登場するより昔から、ライブでの撮影や録音を許可していたバンドの戦略とは?その思想とは?必読。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

  • 作者: デイヴィッド・ミーアマン・スコット,ブライアン・ハリガン,糸井重里,渡辺由佳里
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2011/12/08
  • メディア: 単行本
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のめりこませる技術ー誰が物語を操るのか(フィルムアート)フランク・ローズ

 ナラティブ・マーケティング(物語マーケ)という言葉もあるように、商品そのものよりも、それに付随する物語が大切です。

では、どのように物語をつけていくのか。

そのテクニックや考え方が詰め込まれているのが本書です。

これを読むと、いかにプロダクトにこだわるべきかがわかってきます。ただ機能だけを追求するのか?ただ儲けだけを求めるのか?

のめりこませるテクニックにこんなものがあります。世界最古の創作物語「ロビンソン・クルーソー」の冒頭はこんな風にはじまります-「これはフィクションではない」

のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか

のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか

 

 

 

ブランディング

ブランド論(ダイヤモンド社)デービッド・アーカー

 デイビッド・アーカーは避けては通れません。というのも、ブランディングは科学的・定量的だということをちゃんと書いた本はほかにないからです。

ブランディングというと「イメージ戦略」みたいな印象を持たれがちですが、実務的にはエクイティ(資産)として考えるべきものです。

ブランディングはある意味、資産運用です。

業務としては、広報っぽいものではなく財務っぽくあるべきなんです。ブランディングに理論を。

ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則

ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則

 

 

データサイエンス

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力(角川書店)森岡毅

 データサイエンスは最近登場した言葉ですが、マーケターは昔からそれを意識してきました。

本書の著者、森岡毅氏は、P&G出身のマーケター中のマーケターです。今のようにコンピューターが発達する前から、電卓と紙で様々な計算をしていた方です。

ほかのデータサイエンス本は曖昧な小話か数式ばかりの偏った本ばかりです。一方で、本書では、実際のシチュエーションに応じた理論と実践が書かれています。

文系・理系問わず読んで欲しい!

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 

リーン・アナリティクス(オライリー)アリステア・クロール

私は日本語版が出る前から読んでいました。。なので、まだ読んでいないあなた、日本語で読めるあなたが羨ましい!それくらい良書です。

「PVって意味あるのか論争」はずーっと続いていますが、本当にバカバカしいと思います。KPIというものについてちゃんと勉強してくれ〜って感じ。

データは「正しく使う」ことが大切。

オライリーといえば理系向けの本ですが、こちらは文系も必読です。バイブルですから、ぜひ紙の本を買ってデスクに置いておくことをオススメします。

Lean Analytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法 (THE LEAN SERIES)

Lean Analytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法 (THE LEAN SERIES)

  • 作者: アリステア・クロール,ベンジャミン・ヨスコビッツ,林千晶,エリック・リース,角征典
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2015/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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